ジャティルイ・ライステラス(世界文化遺産)
ジャティルイ(Jati Luwih)は、バリ島中部タバナン県、バトゥ・カウ山のふもとに広がる丘陵地帯です。
山と深い渓谷が連なるこのエリアには、一面に棚田(ライステラス)が広がり、訪れる人々を魅了します。
ほとんど平らな場所がなく、水の便も悪いこの土地に広大な棚田を築き上げたのは、バリ島に1000年以上も前から伝わるスバックという伝統的水利システムのたまもの。
スバックは単なる水利組合ではなく、「神と人間、自然と人間、人間と人間の3つの調和が取れた時に真の幸福が訪れる」というヒンドゥー教の哲学・トリ・ヒタ・カルナを具現化した、灌漑事業、神事、農耕事業、土木事業などいろいろな活動を行う組合なのです。
ジャティルイをはじめとした、バリ島独自の水利システム「スバック」による棚田地域の文化的景観は2012年ユネスコの世界文化遺産に選ばれました。
以前から、ジャティルイを訪れる観光客は多く、棚田が一番美しく見える場所には、ちょっとした展望台とレストラン、カフェがあり、ゆっくりと風景を眺めながら食事をとることが出来ます。
基本情報
施設名 | ジャティルイ・ライステラス |
入場料 | 入村料として 大人Rp15,000 子供Rp10,000 |
アクセス | 公共交通機関はございません。カーチャーターやタクシーなどをご利用ください。 クタエリアから、車でおよそ1.5~2時間/ ウブドエリアから、車でおよそ1.5時間。 道路が細いため、大型バスでの観光はできません。 |
休館日 | 休館日はございません。 |
その他 | ライステラスがよく見える場所に、カフェ・レストランが何軒もあります。 |
マップ
観光ポイントマップ
ご案内&フォト
まるでステージのような棚田群
棚田の中に、作業小屋がありました
等高線のように、綺麗に作られた棚田
元あった地形に沿って、棚田が並びます。
田んぼの中に、神様の祠があり、常にお供え物が供えられています。
綺麗な棚田を望む場所に、レストランがあり、絶景を眺めながら、食事や休憩ができます。
