タマンアユン寺院
タマンアユン寺院(Pura Taman Ayun)は、バリ島中西部タバナン県ムングゥイにあるバリ島で2番目に大きな寺院です。この寺院は、かってこの地にあったムングゥイ王国(※)の国寺として1634年に建てられました。
寺院の周囲はお堀がめぐらされ、寺院内は美しい芝生が広がり、観光客だけではなく地元市民の憩いの場ともなっています。境内は、お祭り(オダラン)がある時以外は締め切られ、内部は寺院を管理する僧侶しか入れませんが、境内周囲を取り囲むように遊歩道が造られ、一般の観光客も遊歩道から境内を見物することができます。
また、この寺院の最大の特徴は、境内にメルと呼ばれる多重塔が10基も立ち並んでいることです。多重塔は霊峰アグン山を模しているとも言われ、整然と並ぶメルの姿は神秘的でもあります。
※かってバリ島には9つの王国があり、それが各々県となりました。しかし、このタマンアユン寺院があったムングゥイ王国だけは、19世紀後半、西隣りのタバナンと南隣りのバドゥン王国の連合軍に敗れ領土は、それぞれタバナンとバドゥン王国に分断され、ムングゥイ王国は姿を消してしまったのです。
基本情報
施設名 | タマンアユン寺院 |
入場料 | Rp15,000 |
アクセス | 公共交通機関はございません。カーチャーターやタクシーなどをご利用ください。 クタエリアから、車でおよそ1時間/ ウブドエリアから、車でおよそ0.5時間。 |
開館時間 | 09:00~18:00 |
休館日 | ニュピ・宗教行事がある場合は、入場が制限されることがございます。 |
その他 | 短パンや短いスカートの方は、サロン着用が義務付けられています。 (無料レンタルあり) また、タンクトップなど肌の露出が多い服装はご遠慮ください。 |
マップ
観光ポイントマップ
ご案内&フォト
駐車場から、橋を渡って寺院に向かいます。
割れ門をくぐったところで、入場料を支払います寺院の周囲はお堀が張り巡らされています。
寺院内部は芝生が広がり、綺麗な庭園のようです。沢山の人が、訪れていました。
割れ門を通り、中に進みます。
境内に続く山門は閉ざされ、中には入れません
境内周囲には遊歩道があり、そこから塀越しに境内を見物することができます。一周15分程度です。
見どころは、境内にあるメル(多重塔)
沢山のメルがそろう姿は、神秘的でもあります。
