タナロット寺院
タナロット寺院(Pura Tanah Lot)は、バリ島中部タバナン県の海沿いにあるヒンドゥー教寺院です。
寺院は海の中に船のように浮かぶ大きな岩の上に立ち、インド洋に沈む夕日をバックにシルエットで浮かぶ寺院の姿は、多くのガイドブックや雑誌などで取り上げられている、定番の観光スポットです。
岩の上の寺院内部には観光客は入れませんが、潮が引いていれば、寺院の立つ岩場まで行くことは可能で、岩の下には聖水が湧く和泉があり、ヒンドゥー教徒でなくても、お祈りをすることが出来ます。
この寺院の建立は、16世紀、ジャワの高僧ニラルタがこの地を訪れた時に、海に浮かぶ岩島の美しさに心を惹かれ、村人に寺院の建立を薦めたのがきっかけと言われています。
タナロット寺院観光は、夕暮れ時がベストでしょう。南国バリ島は一年を通じて日没の時間があまり変わらず、夕方6時から6時半ごろ。素晴らしいサンセットを見るのなら、夕方5時には、寺院の入り口に到着していたいところです。
寺院に向かう参道には、たくさんのお土産物屋さんやカフェ、レストランが並んでいますが、ぜひ試していただきたいのが、タナロット名物のクレポン。 クレポンはパンダンハルムという植物で色を付けたお餅でグラメラ(椰子砂糖シロップ)を包み、ココナッツフレークを掛けた素朴なお菓子で、一口噛むと中から甘いグラメラが飛び出し、甘く懐かしい味がします。
基本情報
施設名 | タナロット寺院(Pura Tanahlot) |
入場料 | 大人:Rp30,000 子供:Rp15,000 別途駐車料金が必要になります(車1台 Rp5,000) |
アクセス | 公共交通機関はございません。カーチャーターやタクシーなどをご利用ください。 |
開館時間 | 朝9:00~夕19:00 |
休館日 | ニュピ・宗教行事がある場合は、入場が制限されることがございます。 |
その他 | 寺院内部には立ち入ることはできませんが、潮が引いていれば寺院の立つ岩場近くまで行くことは可能です。ただし、足元が滑りやすいので、ご注意ください。 寺院には入れませんので、服装に関する規制はございません。 |
マップ
観光ポイントマップ
ご案内&フォト
駐車場で車を降りたら、この門から寺院に続く参道に向かいます
参道には、お土産物や服などを売るお店がいっぱい
参道を歩き寺院に向かいます
最近は大型のお土産店も進出しました
参道の突き当りが寺院の入り口になります
この割れ門をくぐり、寺院内部に進みます
海の潮が引いていると、寺院が立つ岩島まで歩いていくことが出来ます
潮が満ちていると、寺院の立つ岩島には、近づけません
岩島の下には、聖水の湧く和泉があり、異教徒の方でも、マンクー(お坊さん)からお祈りをしてもらえます。(お布施をお願いします)
海の中の岩島なのに、真水の聖水が湧いています。ちょっと、不思議ですね。
海岸の洞窟には聖なる蛇がいます。見学したらお布施をお願いします。
寺院の帰りには、タナロット名物のクレポンをどうぞ。
