ティルタエンプル寺院
ティルタエンプル寺院(ティルタウンプル寺院・Tirtha Empul)は、ウブドの北、タンパクシリンにある寺院で「聖なる泉が沸く寺院」として、大変よく知られているお寺です。
伝説によるとこの寺院に沸く泉は962年に発見され、魔王マヤ・ダナワと戦ったインドラ神が、大地を杖で突き不老不死の水アメルタを沸きださせた場所とされている。
寺院の外には、寺院内に沸く泉の水を引いた沐浴場があり、祭礼の時には多くのヒンドゥー信者がここで沐浴(ムルカット・清めの沐浴)をし、寺院でお祈りを捧げます。また、この泉から沸く聖水は、無病息災の力があると信じられており、ペットボトルやポリタンクを持って聖水を頂きに来る人も多くいます。
基本情報
施設名 | ティルタエンプル寺院 |
入場料 | Rp15,000 別途駐車料金必要 |
アクセス | 公共交通機関はございません。カーチャーターやタクシーなどをご利用ください。 クタエリアから、車でおよそ2時間/ ウブドエリアから、車でおよそ0.5時間。 |
開館時間 | 09:00~17:00 |
休館日 | ニュピ・宗教行事がある場合は、入場が制限されることがございます。 |
その他 | 短パンや短いスカートの方は、サロン着用が義務付けられています。 (無料レンタルあり) また、タンクトップなど肌の露出が多い服装はご遠慮ください。 |
マップ
観光ポイントマップ
ご案内&フォト
駐車場から、歩道を歩いて寺院に向かいます
大きな木には祭壇が備え付けられています
寺院手前のお庭はよく手入れがされています。
お庭右手には集会場があります。お祭りのとき、踊りや音楽が奉納されます。
集会場の奥にはロッカーがあり、沐浴する人たちはそこで、着替えをします。
前庭の突き当りの割れ門をくぐると沐浴場です
沐浴場の壁には聖水の吐出口が幾つも並んでいます。
聖水で身を清める前に、お祈りを捧げます。
幾つもある吐出口の左は時から順番に聖水を浴びていきます。右側3つは死者のための聖水なので、この水は浴びません
隣にも、沐浴場があるので、こちらでも同じように聖水を浴びます。水は冷たく、身が引き締まる思いです。
寺院右奥の丘の上には、スカルノ大統領時代に建てられた別荘があります。いまは迎賓館として使われているそうです。
沐浴場奥の寺院に入るには、サロン(腰布)とスレンダン(帯)を着用しなくてはいけません。寺院入口で、貸してもらえます。料金は寄付で
お一人Rp5,000程度寺院入口の割れ門
寺院内には石像が沢山あります。
取材当日はティルム(暗月日)でしたので、マンクー(お坊さん)がお祈りをしていました
寺院の横に、聖水が沸く泉があります
水は大変綺麗で、水草が茂っています。
泉の底からは、地下水がこんこんと沸いています。
寺院から出たところに、地下水を引いた池があり、コイが泳いでいました。
